教師の役割と学習方法に関する個人的な考察

皆さん、こんにちは!「言語教育2」のグループのステファニーです。

読者の方々は多くの外国語を学んできたと思いますが、言語学習において教師が果たす役割について考えたことがあるのでしょうか。外国語の教師には、言語について様々なことを学ばせるために授業で学生にインプットを与える任務(にんむ)があるが、生徒と接触することで学生の意見、行動、学習方法などに影響を与えると言っても過言ではありません。

今週、私のグループは教師と生徒の関係について話そうと決めました。すると、自由会話の授業で小学校から高校まで教室の環境や外国語の教え方などについて話し合う機会がありました。色々な理由で学校で良い経験と悪い経験がある学生からの話を聞いたのですが、一番印象(いんしょう)に残ったのは先生の態度と性格に関する学生の意見です。皆さん、厳しい先生と優しい先生のどちらがいいと思いますか。厳しい先生を考えると、授業ではいつも真面目で、生徒に沢山(たくさん)の宿題を出す人と想像(そうぞう)します。一方で、優しい先生は授業中とても丁寧に説明し、いつも生徒のことを気にかけてくれる人を(おも)()かべます。皆さんはどうでしょうか。もちろん、厳しい教師と優しい教師が何であるかについてそれぞれ異なる考えを持っていると思いますし、前者の方が良い、または後者の方が良いとは思いません。ただ、教師の仕事はとても難しく、先生も学生も自分と互いの個性を意識する必要があると思います。そのため、教師も生徒も相互理解(そうごりかい)できるためにコミュニケーションを取ることはいかにも重要でしょう。しかし、学生の学習を支える平和かつ刺激的(しげきてき)な教室環境が作れるために、生徒と教師の間にはどのようなコミュニケーションと関係が必要になるのでしょうか。また、教師はどのようにして授業を面白くし、生徒の学習を促進(そくしん)できますか。

高校時代厳しい先生がいて、授業中メモを書いていない学生を見かけたら、すぐに怒ったり、その学生を𠮟りたりしていたという覚えがあります。更に、口頭試験やテストのために、先生は説明したことと教科書に()せてあるものを全て暗記してもらいたかったと自分が感じていました。そのような先生は気に入らなかったのですが、学生の立場から考えてみれば、その状況を改善(かいぜん)するのは難しいです。その先生の振る舞いや性格が変えられるわけではないと思ったからです。というのは、その頃先生との関係の問題には解決策(かいけつさく)がないと感じました。にもかかわらず、先生の指示(しじ)や望みに従わなくてはいけないと思って、良い成績(せいせき)を取りたかったし、色々を覚えていたのですが、試験後勉強したことのほとんどを忘れていたものでした。恥ずかしながら、昔私がそのようなことに気にしていなかったと思います。理由は、自分の学習よりも成績に注目していたからです。それは両親に叱られたくなかったからです。皆さんもこのような経験があるのでしょうか。

上記のエピソードをお話ししたのは、教師と生徒とその親は学習の質を過小評価(かしょうひょうか)することがあると思うからです。特に、学習方法を軽視(けいし)されていると感じます。私の見解では、学校で学生と勉強法についての話し合いはまだ少ないです。学習に関しては学生が知っておくといいことは多くあると思います。例えば、学習スタイル(Learning style)とそのストラテジー、認知(にんち)スタイル(Cognitive style)と多重知能(たじゅうちのう)(Multiple Intelligences)について少し知った方がいいと思いますし、学校で先生や専門家からの説明があったら良いでしょう。なぜなら、各学生は自分の脳がどう学ぶか分かったら自分の学習方法を上達できると考えるからです。そして、学生が効果的に学びたい(自分の長期記憶に概念(がいねん)などを置きたい)場合、自分に最も合う学習方法を探し始めると想像しますので、学校で学生に上記のことについて知らせたら良いのではないかと思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。そして、皆さんはどのようにして効果的に学べると思いますか。(読者の方々には効果的の意味がどのようなものでしょうか。)

今回は色々なことを述べたし、皆さんに多くの質問を問いかけたと思いますが、実際に私の方からの答えはほとんどありませんでしたね。それに、言語教育に関する情報と概念は少ないと思う読者がいるかもしれないのですが、紹介したテーマについての私の経験と知識から皆さんと(とも)内省的(ないせいてき)反省(はんせい)を始めたかったです。ともかく、本日書いたことは皆さんに明確で有用であるように願っています。ご感想などをお待ちしております。

最後まで読んでいただき(まこと)にありがとうございます。

追伸(ついしん)

  • 学習スタイル(Learning style)には視覚・聴覚・運動感覚などがあり、人々は勉強するのに特別な学習方法を選ぶはずだが、一つとは限らないのです。そして、様々な学習ストラテジーがあり、例を挙げれば図や単語集を作ったり、自分の例文などを書いたりするのことです。
  • 認知スタイル(Cognitive style):包括的・分析的/直感的・論理的/熟慮的・衝動的などがあり、情報整理と現実の表すために人が使用するアプローチを指しています。
  • 多重知能(Multiple Intelligences):「人間の知能が複数だ」というガードナー氏の理論を指します。実際に、ガードナー氏は自然的・音楽的・論理的・  実存的・対人的・身体的(運動感覚的)・言語的・  個人的・空間的などの知能があると述べました。

教師の役割と学習方法に関する個人的な考察” への16件のフィードバック

追加

  1. ステファニーさん、本当に興味深い記事を書いてくれて、ありがとうございます!
    ステファニーさんの言った通り、確かに生徒の勉強の経験に先生のアプローチが大きい影響を与えますね。厳しい先生も優しい先生も私に教えてくださいましたが、両方の中でいい先生もよくない先生もいたと思います。私にとって、一番好きな先生は自分の科目に対して熱心がある先生です。理由は、このような先生の授業を受ける時、たいていその科目が好きになる確率が高いからです。
    私は、学生も学習方法をもっと習ったら、いいと思います。私の中学校で、午後に「勉強方法」という随意なクラースがありました。面白いと思ったので、受けました。学生は10人以下だったのであまり人気のない授業でしたが、今まで便利で大切なクラースとしてずっと見ました。たぶんこのようなクラースを義務的だったら、学生たちにもいいでしょう。

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    1. ステファニアさん、コメントありがとうございます!
      「一番好きな先生は自分の科目に対して熱心がある先生です。理由は、このような先生の授業を受ける時、たいていその科目が好きになる確率が高いからです」ということに大賛成です!!
      中学校で「勉強方法」のコースを受けたことが本当に羨ましいですよ!これから、学校でそのようなコースが増えるといいですよね。そして、必須科目になったらいいかもしれませんね。
      ちなみに、ステファニアさんはそのコースで特に何を学んだか覚えていますか?良かったら、是非聞かせてください。

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      1. ステファニーさん、コメントを答えてくれて、ありがとうございます!はい、もちろん問題ないです!長い時間が過ぎたので、実は全部覚えていません。でも、私は視覚と運動感覚の学習スタイルを持っていますから、特に私の勉強のためのまとめノートの書き方に関する先生の助言を覚えて今も使っています。
        特に面白かったのは、まとめの図式のうまい書き方とか、授業の間わかりやすいノートの書き方とか、一般的に情報やアイデアをうまく紙と頭の中に整理するための助言のことでした。
        それに、私は暗記が苦手ですが、それについても助言をもらいました。暗記を練習するために、先生がコースの終わりの時、学校の体育館で小さい演劇もさせました。(笑)そのコースについて考えると、勉強は便利だけでなく、いつも楽しくなれると思ってしまいます!

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      2. お返事、ありがとうございます。
        その勉強方法のコースはお役に立てたようで良かったですね!そして、コースの終わりに短い演劇もしたので、本当に素晴らしいですよ!
        私の場合、小学校と中学校の頃の先生は少しだけ図式や要約の書き方について説明してくれたのですが、メモの書き方に関する助言も大切ですよね!この点についても学校でもっと注目する必要がありますね。

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  2. ステファニアさんこの記事を書いてくれてありがとう!ステファニアさん前に言ったようにたくさんの学習スタイルがありますけど、小学校がら高校さまざまな学習方法を私に説明した教師はいません。だから私は自分の勉強方法を見つけなければなりませんでした。ら高校さまざまな学習方法を私に説明した教師はいません。だから私は自分の勉強方法を見つけなければなりませんでした。私たちの教師は、幼い頃からこのテーマを研究するためにさまざまな方法を与える必要があると思います。中学・高校にも有利になるように。幸運なことに、私の兄は幸運で、彼にそれを説明する先生を見つけました。この文脈でイタリアの学校は改善できると思います。

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    1. 私もジュリアさんと同じように自分に最も合う勉強方法を見つけなければなりませんでしたので、ちょっと苦労しましたね。でも、ジュリアさんのお兄さんが先生に説明をもらえたことは良かったですね。羨ましいですけどね!
      これから、この点についてもイタリアの学校が改善できたらいいですよね。

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  3. この記事はとても面白いと思います!お疲れ様でした 🙂 複雑な話題ですね。私にとって、教育について先生と学生の関係は大切なことの一つだと思って、先生がいい関係を作ったほうがいいと思います。すると、学生は先生の授業を通いたがっています。

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    1. ポストが気に入っているようで嬉しいです!
      私も教師と生徒との間いい関係があったらいいと思いますが、実際にどのようにしていい関係が作れるのでしょうか。その「いい」の意味について考える必要がありますよね。

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  4. ステファニアさん、投稿をとても興味深く読ませていただきました!最後のところ特別な語彙とその定義を含めてくれているし、フリガナまでつけてあることにいい意味でびっくりしました!本当に思いやりのある書き方ですね。
    僕には勉強方法についてあまり教われたことがありませんから、高校まで教師のアプローチに沿って試験を何とか合格しようとしてきました。しかし、大学時代からもっと柔軟なやり方になりましたから、勉強の本当の意味についても自分で考える余裕ができて学習スタイルというのにもやっと触れました。といっても、今もやっぱり教師の影響が強いに違いありません。で、一番印象に残ったのは、課題の情熱が伝わる先生なんです。そんな先生なら、勉強するのも楽になるし、科目を一層深く探りたくなることも時々ありますね。

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    1. ポストが少し長いので、日本語を学んでいる読者のために記事が読みやすくなるようにふりがなを付けることにしました。😊
      ステファノさんも大学で自分の学習スタイルについて反省するようになったんですね。そして、ステファノさんもステファ二アさんと私と同じお考えを持っているんですよね。自分が教えていることに関心や情熱を示してくれる先生がいるのはとても刺激的ですね!学生はお勉強にもっと頑張りたくなるからですね!

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  5. 厳しい先生、優しい先生、どちらもいい面悪い面あると思います。優しいだけの先生だと舐められてしまうこともあるので、飴と鞭の使い分けが大切だと思います。
    ちなみにわたしはいまだに自分に合ってる学習方法がよくわからないままです。短期の記憶力はあるように思いますが、効率よく勉強するのは結構苦手です…。結局は自分で自分に合った方法を見つけないといけないのかな?とも思いますが、誰かアドバイスをくれる人がいたらありがたいですよね。

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    1. 確かに、飴と鞭の使い分けが大切ですよね。でも、そのバランスに注意しなければならないので、本当に教師の仕事は大変だと思います!
      わかばさんも自分の学習方法に少し悩んでいるんですね!勉強法や学習ストラテジーなどについてYouTubeで色々な動画(とりあえずこれをお勧めします:https://www.youtube.com/watch?v=GzOaC8OzD40)があるので、良かったら検索してみてください。。もちろん、自分に最も合う方法を見つけるために色々試す必要があると思いますが、色々挑戦してみてください。

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  6. ステファニーさん、興味深いテーマについて書いてくれてありがとうございました。
    個人的に教師の役割は最も大きいです。特に外来語の場合はただの言語ではなくてその中の豆知識と文化にも知られた方がいいと思います。私の経験ではいい教師はいい生徒が育てます。高校の時では学生の目線で明らかに自分の仕事が好きか生徒のことが好きかそいうの簡単に感じられるので教えたい内容にも生徒が悪い気持ちに感じしまうのです。教師と生徒はチームみたいなことです。当然教師が主な仕事は生徒に知識を与える仕事ですがお互いには尊敬が必要だと思います。学習方法の場合は、自分を知るは一番大切です。最も効率いい場所とか。図書館がいいか家がいいか。そいうの少しで試して効くかのは重要だと思います。

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    1. コメント、ありがとうございます。

      将来外国語の教師になりたいし、もちろん「いい先生」になりたいので、私はいつも「よい先生って何?」と自問自答しますね。答えは一つではないと知っているのですが、ケッリさんが述べたように教師と生徒は相互に尊重する必要あると思います。ですから、先生と学生はチームワークをして、少し親しい関係を作っていけたらいいと思いますね。信頼関係があれば、教室環境は穏やかになって、学習者はもっと簡単に学べる可能性があると考えるからですね。(この点はクラーシェン氏の感情フィルター理論に関連があるが、それについて私のグループメイトのクリスティーナさんが自分の記事で述べたので、ケッリさんはもう聞いたことがあるんですよね!)

      学習方法に関しては、自分のことを知るのは非常に重要ですね!しかし、学校でも家庭でもこれについてはまだいくつかの偏見があると思いませんか?例えば、誰もが黙って図書館で勉強するべきだと考える人がまだいると思いますね。ですから、この点も過小評価しないように教師も親も注意する必要がありますね。

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  7. ステファニーさん、本当に意味深い記事を書きました!すごくに頑張ってくれてお疲れさまでした!
    確かに考えさせるトピックですね。どんな先生は一番いいかどうか本当に考えさせたですね。厳しい先生はたぶんすぐに気に入ってませんが、彼らの厳しいさのおかげでたくさんのことを習えます。その一方、優しい先生は生徒たちは好きですが、特に厳しいではないから、たくさんのことを習えません。
    私にとって、一番よい先生たちは自分の生徒と親切でも、適当な時間に厳格になれます。そして、もっともよい先生は自分の研究に自分の研究について情熱的に話せるなら、学生が学ぶ傾向が強くなります。
    古代ギリシャの時代にプルタルコさんはこの美しい文章を書きました:「生徒は満たされる花瓶ではなく、光を放てる松明です」(イタリア語で「Gli studenti non sono vasi da riempire, ma fiaccole da accendere」)

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    1. フランチェスカさん、コメントありがとうございます!

      以前わかばさんが書いてくれた通り、飴と鞭の使い分けは大切ですが、先生はそれに注意しなければならないと思うので、教師の仕事は非常に大変ですよね。

      確かに、教師は自分の仕事への情熱を表現したら、生徒はコースや科目の内容に興味を持つようになる可能性がありますね。

      プルタルコスは本当に素晴らしいことを述べたのですが、現代の多くの教師はその言葉を忘れたような気がしますね。残念ながら、ある先生は学生に知識(概念・コンテンツ)だけを与えようとしているみたいからですね。。。でも、これからこの状況が改善していくと信じています。

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